XPERIA X10 タッチ&トライイベント

PEG-N700CとXperia

本日発表されたXPERIA X10のタッチ&トライイベントに行ってきました.
当日の写真はWindowsフォンfanの方に大量に有りますので略.
発売2ヶ月前の端末を1時間近くじっくりと触ることができました.


・ハードウェア
T-01Aと同様に4.0インチの液晶を搭載していますが
液晶周辺部の間隔が狭いためかT-01Aよりもかなり持ちやすい.
背面が湾曲になっている為,かなりホールドが楽です.
本体は黒も白も質感が高く,良い感じです.
デザインにはかなり拘っているらしく,バッテリカバーを外した面
にもシボっぽい加工を施すなどの気合いの入れ様.


バッテリカバーはツメで止まっているだけなので
ストラップホールの下に爪を引っかけて引っ張ると外れます.
本体にはUSB以外の端子は無く,クレードルなどのオプションは利用できず.
3.5mmヘッドホン端子を搭載しているということで音質が気になりますが
会場で聞く限りは結構良い印象.
少なくともusb端子とイヤホン端子が兼用になるタイプよりは数段上です.
バッテリーが交換式なのに加え別売にて単体のバッテリーチャージャが
リリースされる為,電源周りは柔軟に対処できそう.


・ソフトウェア
発売2ヶ月前の端末にもかかわらず,かなり完成度は高い.
Snapdragonによる高速な動作でとてもキビキビ動き
ウリであるScapeアプリケーションも全くもたつかない.
Youtubeに動画再生中の画面回転の様子を上げました.
スムーズに動いている様子がわかるかと思います.


Timescape/Mediascapeともよく作り込まれており
Timescapeはサービスではなくユーザという括りで
コミュニケーションを俯瞰出来て楽しい.
Mediascapeも顔認識によるTag付けや,音楽再生中に
関係情報を探しに行ける機能など充実.
正直,ソニーのアプリケーションとは思えないほど.


カメラも手ぶれ補正,スマイルシャッター等最新の機能が
載りUI的にも使いやすく仕上がっています.


日本のXperia独自のPoboxは流石.
QWERTYキーボードを用いるので単純な入力速度ではフリックに
叶わない面もありますが,変換精度や誤入力防止機能など
日本語を入力する為の機能に優れている為
トータルな入力はこちらの方が早いかもしれないです.


Youtubeの高画質再生が非常に綺麗でした.
WVGAの高精細な液晶に加えて,Docomoの通信インフラだからこそ
出来ることなのだと思います.会場ではかなりの台数のXperia
稼働していたが,特に重くもなく動画が再生できたのは流石.


scapeアプリケーションとPobox以外は基本的に
Android1.6であるので,iPhoneと比較すると
使い勝手がそれほど秀でている,というわけではいですが
全体的なキビキビとした動作と,本体の持ちやすさから
かなり良い印象を持ちました.


・全体的な感触


「さすがソニー」と言える製品に仕上がっていると思います.
操作の快適性を犠牲にせずに大きな画面でサクサク動き,
なおかつ独自のアプリケーションも面白いです.
CLIEの終了から長いこと待ちましたが,やっと後継と呼べる機種が出てきたと思います.
4月の発売が非常に待ち遠しいです.


・そのほか
docomoからの発売ということで各種の制限が気になますが
メーカの方に聞いたところ,特にデバイスを制限する様なことはしていないそうです.
T-01Aでウンザリしているのでありがたい所.
また,今回はAMNのBlogger枠で参加したのですが,
参加記念品がBluetoothイヤホンとかなり豪華でした.
これだけでもソニエリの気合いの入れようが分かるというもの.



こちらで撮った写真はあまりないので少しだけ.
主にしろクリとの比較写真です.
ソニーファンなら11月のティザーを見た段階でしろクリを思い浮かべるはずw
この写真を撮るためにタッチ&トライに参加したようなものです.
photo on flickr